創業からどれくらいの月日が経てば「老舗」と呼ばれるのかは分かりませんが、ひとつの商売を何十年も続けられる、ということはすごいことです。それが葬儀社であっても同じこと。特に葬儀社は許認可が必要な業種ではないために新規参入もしやすいので、そうした中で地域に根ざし、確実に実績を残して歴史を刻んできた葬儀社は、それだけで信頼度がアップします。
かつては葬儀社を選ぶという発想自体が少なく、ネットもないので比較検討もしづらいという状況でした。でも今は自分で葬儀を選びたいという人が増え、ネットの普及で近隣の葬儀社を検索したり比較したりすることが簡単にできます。比較的景気に左右されない業界とは言われますが、どんどん葬儀を依頼する側の目が厳しくなってきているので、よりサービスの質を高く、より心のこもった葬儀をと努力していない葬儀社はやっていけなくなります。
また歴史は実績・経験でもあります。私が選んだ葬儀社は40年を超える社歴があり、生花祭壇をオリジナルの手作りで作ってくれました。手間がかかるのではないかと思い聞くと、「うちは数をこなすより一件一件の質を高くしているんです」とのこと。色々な祭壇を作った経験と実績を写真で見せてもらうと、それだけで葬儀の質がうかがえました。さらに、こちらの立場に立った新しいサービスプランも提供するなど、時代のニーズにも柔軟に対応しています。大事な母の葬儀を任せてよかった、と今でも感謝しています。いずれは自分の葬儀についても相談したいと思える、そんな葬儀社さんでした。