冠婚葬祭の互助会は、掛け金を積み立ててそのお金を元に葬儀を行ってくれる葬儀社です。経済産業大臣から許可を受けて営業していますが、許可は積立金をとるという営業形態に対してのもので、葬儀のレベルが高いかどうかはまったくの別問題です。大臣の許可を得ていると言われると質も高いように思ってしまいがちなので注意しましょう。
互助会で葬儀を挙げてトラブルになることは少なくありません。
まず最初にお金の問題。互助会で積み立てているから葬儀にお金がかからないと思うのは大きな間違いです。積立金は祭壇だけの費用に使われ、料理などの費用として別途割増料金が発生します。またそもそも積立金では葬儀費用をすべて賄えず、結局追加の費用を支払ったというケースも多くあります。葬儀以外でも解約の際の金銭トラブルなどもよく耳にします。
そして葬儀の内容や質について。互助会の葬儀はパッケージになっているものが多く、故人に合わせたサービスは別料金になります。また祭壇も使いまわしで、写真と看板を入れ替えるだけのお粗末なものだったりします。そういう点は、オリジナルで作ってもらえて費用も相談できる生花祭壇に比べるとかなり寂しいのが実情です。「せっかく積み立てたから利用しないと…」という心理に付け込んで、よい葬儀にしようという努力が欠けているんですね。
ただし、互助会でも満足な葬儀をしてくれるところだってもちろんあります。大事なのは、後悔のない葬儀にできるよう、よく比較検討することです。